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保護犬を家族にするという選択

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NEW FAMILY~~救われた犬たちの“今”~vol.1」を制作いたしました。

心無い飼い主に捨てられ、一時は命の危険もあったものの保護団体に奇跡的に救われ、今は新しい家族の元で幸せに暮らす8頭の犬をモデルにしたポストカード集です。
のポストカード集を通じて、、世の中からステイヌをゼロにしようと日々奮闘している方々のチカラになることを、そして1人でも多くの方に「保護犬を家族にするという選択」があることを知っていただければと思います。

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都内で阿部敏明さん・千里さん夫妻と一緒に暮らすアンジェロ(オス・3歳)とカプア(メス・2歳)。
とてもよく似ている2頭のMIX犬は、捨てられた場所や生い立ちは各々違うが、いずれも、ONE LOVEプロジェクトのドネーション先でもあるボランティア団体「千葉わん」で保護され、阿部家に引き取られたイヌたちだ。
阿部さんは「保護犬が飼い主を選ぶ」と言う。それはどういうことだろうか?

ペットショップやブリーダー以外の選択肢も知って欲しい。

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 そう言って夫・阿部敏明さんは、ちょっと照れ臭そうに笑った。かたわらには妻・千里さん、そしてアンジェロとカプア、2頭の幸せそうな笑顔がある。
 2頭が住むのは東京ミッドタウンや赤坂サカスに程近い都心のエリア。緑も豊かで坂道の多い起伏に富んだ地形は、毎日のお散歩をいっそう楽しいものにしてくれているはず。そして、2頭は自営業の敏明さんと1日中一緒。休日には代々木公園のドッグランで思いっきり遊び、定期的にトリミングサロンに通うなど、イヌたちにとってまさに恵まれた生活なのである。
  「ほんと、親バカと言われても仕方ないかもしれませんね。でも、《捨てられたイヌは劣っている》というイメージを変えていきたい、と思うんです」

最初は、“保護犬”や“イヌ・ネコの里親制度”のことを何も知らなかった。と敏明さんは言う。
 「03年、いまの家で両親とともに、実家で飼っていた老犬シェルティのサリーと暮らしはじめましたが、1年半ほどしてサリーは病気で亡くなりました。しばらくはペットロスのような状態が続きましたが、再び新しい家族を迎えたいと思うようになり、ある犬種のブリーダーに子犬を予約しました。しかし半年待っても子犬と巡り会えず、そのとき知人が飼っていた保護された雑種犬を見て、雑種犬という選択肢もあるかもと思い、噂で聞いた“保護犬”についてインターネットで検索しました。すると、たくさんの保護犬が飼い主を求めていて驚きました。
それからは『いつでも里親募集中』というインターネットの犬猫里親さがし掲示板を夫婦でながめる毎日。そして、ついにアンジェロと出会うのです」

                                                 アンジェロ・カプアとの出会い
%E9%98%BF%E9%83%A8%E3%81%95%E3%82%93%E4%B8%80%E5%AE%B6.jpg アンジェロは05年の夏に、生まれてすぐ、千葉県内の公民館前に、ほか2頭のキョウダイ犬とともにダンボールに入れて捨てられたイヌだ。幸いすぐに保護され、千葉わんのボランティア宅で育てられたあと里親募集された。
  「あとから預かりボランティアさんから聞いた話では、アンジェロは我々と会うまえ、複数の希望者と“お見合い”をしましたが、アピールが上手ではなく、キョウダイのなかで最後に1頭残ってしまったそうです。しかし、我々とお見合いの日、“うれション”をして走り回ってよろんでくれました。アンジェロが《我々を家族として選んでくれた》と信じています」
2頭目のカプアは、生後5カ月くらいで、姉妹犬とともに千葉県内を放浪していて千葉わんに保護されたイヌだ。

敏明さんは、いつか「アンジェロの妹」が欲しいという淡い希望があったが、たまたまある日、千葉わんのホームページでカプアと出会ったという。
妻の千里さんは「アンジェロは子犬のころから食べ物の好き嫌いが多く、小食なので、2頭になったら競争して食べるようになるのでは」との期待があったという。
 「カプアは知人の千葉わんボランティアさんが保護していたイヌで、アンジェロに似たテリアっぽい風貌が気に入りました。07年5月から、トライアル(お試し)でカプアと暮らし始めましたが、両親の体調不調などもあり、いったん家族に迎えることを断念しました。
そして、千葉わんのボランティアさんに相談の上、カプアを預かり、うち以上に幸せになる家庭を探し始めました。数カ月経ち、ようやく里親さんが決まりかけたとき、カプアは足を浮かすようになり、動物病院で治療を始めます。そして検査でカプアを病院に預けたときのこと。私たちが迎えにいったとき狂喜というほど喜ぶカプアを見て、はじめて《我々を家族として選んでくれた》と気がついたのです。そしてカプアは正式に我々の家族になりました。
我が家の家族となったカプアは、アンジェロとプロレスごっこをしたり、お互い思いやりを見せるときもあったりで、本当の兄妹のようです。

保護犬を家族にすることの意義
 
 

%E3%81%8A%E6%95%A3%E6%AD%A9.jpg 敏明さんは『カプアン通信』という自身のブログで2頭のイヌたちとの幸せな暮らしを紹介(自慢?)しながら、自身の体験を通じて知った「保護犬を家族にすることの意義」も発信し続けている。
  「保護犬を家族にするメリットは、じつはたくさんあります。千葉わんなどのボランティアさんたちの多くは、たくさんのイヌの保護経験があり飼育知識が豊富で、はじめてイヌを飼う場合でも的確なアドバイスをもらえます。そして譲渡前の預かり犬の生活の様子を、ブログで紹介してくれます。たとえば、そのコはどういう性格で、健康状態はどうか、苦手なことや、好きな食べものやオモチャ……。こうした情報は、外見だけで選んでしまいがちな展示販売と違い、じっくり家族を選ぶ助けになります。ボランティアさんによっては、譲渡前までにトイレトレーニングなどしつけを熱心にしてくださる人もいます。
 保護犬は、過去に辛い経験をしたにもかかわず人間に心を開いてくれた成犬が多いです。こうしたイヌは素晴らしい伴侶になると思います。また“世界で1頭”と言いたくなるような個性的な雑種犬も魅力です」

 ペットショップやブリーダーからイヌを買うこと以外にも、もうひとつの選択肢があることを、ぜひ知って欲しい。


●アンジェロくんがモデルとなったポストカードの詳細はコチラ
 ⇒http://www.onebrand.jp/090130_1314.php#more

●アンジェロ・カプアの日常ブログ♪⇒カプアン通信