愛犬にもデンタルケアの時代
愛犬との健やかな暮らしを願う飼い主にとって、健康管理は最大の関心事となりました。
愛犬の口臭が気になる、歯ぐきが赤く腫れている、歯の黄ばみが目立つ・・・、そんな症状が現れたら、
それは歯周病のサインかもしれません。
今回は、「一生のかかりつけ医」を提唱する獣医師の佐藤貴紀さんと、ドッグヨーガインストラクターで
ラジオパーソナリティーとしても活躍する青木さくらさん、ペット栄養管理士の資格を持ち、DHCでペッ
トのために様々な商品を研究・開発している濱野幸さんにも加わっていただき、座談会を行いました。
今回は、「一生のかかりつけ医」を提唱する獣医師の佐藤貴紀さんと、ドッグヨーガインストラクターで
ラジオパーソナリティーとしても活躍する青木さくらさん、ペット栄養管理士の資格を持ち、DHCでペッ
トのために様々な商品を研究・開発している濱野幸さんにも加わっていただき、座談会を行いました。
歯周病は増えている!?
青木
犬たちを取り巻く環境やライフスタイルが近年大きく変化する中で、歯周病が増えていると聞いたのですが?
佐藤
全体的に増えている感じはありますね。手作り食を与える飼い主さんが増えて、ドライフードを食べなくなったことも歯周病が増えている原因のひとつだと思われます。
ドライフードは硬いので、よく噛むことで唾液もたくさん出て、口の中が浄化されて歯垢が付きにくくなるんです。逆に柔らかいものを食べると噛む回数が減るので。
濱野
DHCが行った調査では、デンタルケアを実施している飼い主さんは26%にすぎず、7割以上の飼い主さんが、まだ何もケアしていないということでした。また、歯周病が犬に引き起こす影響については、2割弱の飼い主さんしか知らないという結果でした。
病院で歯のことを相談される飼い主さんもいらっしゃいますか?
佐藤
僕の病院では予防にも力を入れているので、歯に関する診療は増えましたね。僕が獣医師になったばかりの頃、8年前にはほとんど無かったんですけれど。室内飼いが増えて、犬が身近にいるようになったことで口臭が気になる飼い主さんが増えたのかなと思います。
口臭・歯周病を防ぐには?
青木
私も今の犬を飼い始めた当初は、全く何のケアもしていなかったんですけれど、口臭が気になり始めてから色々とケアを始めました。どうやって予防すればいいんですか?
佐藤
まずはたくさんお水を飲ませることですね。お口の中を綺麗にしてくれますから。
濱野
犬のデンタルケア商品を開発する中で、人と犬の歯の違いも勉強したのですが、犬のエナメル質が人間よりも薄いので、ヒヅメなどのとても硬いものを食べさせると、かえって歯が折れやすいという危険性もあるということなので、正しい情報を知って欲しいですね。
佐藤
犬の歯のお手入れ商品には、よく噛ませることで唾液を出させて浄化するという効果を狙った硬いものが確かに多いですね。あまり硬いものを噛ませると、歯が折れることがあるんです。犬は自分で歯が折れたことを気にしないので、歯髄という部分からばい菌が入ってしまったというケースもあるので気をつけて欲しいです。
それぞれに目的が違うので、一概に何が良い・悪いとは言えませんが、DHCさんのデンタルケアガムは有効成分がきちんと入っているので、硬さに頼らなくても効果があって良いと思いますね。
青木
小さい頃からヒヅメを噛ませると乳歯の抜けが早くなるとか、歯が丈夫になるので凄く良いと聞いたので、子犬の頃から割と頻繁に与えていたら、うちの犬は両側の犬歯が欠けてしまいました。ケアの重要性に気付いて実行していても、次にはどういう商品を使うのか、気をつけて選ばないといけませんね。
歯周病の実態
濱野
そうやってケアする飼い主さんがいる一方で、3歳を過ぎた犬の8割以上が歯周病になっているというデータもあるんです。
佐藤
確かに3歳を過ぎると、歯肉炎などを起こしている犬が多いですね。それまでケアしていた犬と、していない犬との違いがその年になるとはっきり分かれてきます。歯石は付いてしまうと歯磨きやガムでは落とせませんが、歯垢であれば綺麗に出来ますので毎日のケアは重要ですね。
青木
歯垢は放っておくと歯石になってしまうんですよね。どのくらいの時間で変化するんですか?
佐藤
フードの種類や水を飲む量によって変わってきますが、何もケアしなければ3日間で歯垢になって、そのあと1週間で歯石になってしまうことが多いです。人間に比べて口の中の細菌が多いですし、人間ほど歯磨きを行わないので、付き方のスピードがとても早いんです。それに散歩に行くと、色んなものを口にしてしまったり、他の犬のオシッコ・うんちの臭いをかいだり舐めたりということもありますので・・・。
青木
飼い主同士でも、人の顔を犬に舐めさせないようにしている人がいる一方で、フードやしつけの話にはなるけれど、歯のケアまではまだ関心が及んでいない人が多いなと感じます。「この子、口が臭いな」と思う犬は結構いますからね。
濱野
口が臭いというのは歯周病を持っている可能性があるので、飼い主さんには気をつけて貰いたいですね。飼い主さんは、自分の犬は関係ないと思ってしまいがちですから。
佐藤
歯周病が直接的な原因で、下顎が骨折したり、ウミが溜まって涙が止まらないというような犬が、50頭に1頭くらいはいるんです。他にも歯周病菌が血液に乗って心臓にいくと心内膜炎になったり、腎臓にいくと腎炎を起こしたりする間接的な病気を引き起こすケースがごく稀ですがあります。歯周病が直接的に引き起こす病気に関しては、顔のそばで起こりますから飼い主さんも気付きやすいですが、間接的な病状は飼い主さんには気付きにくいので、定期的な検査・健康診断が大切です。
まずは歯垢を付けないこと
佐藤
歯の健康を保つためには、まずは歯垢を付けないこと。そのためには毎日のデンタルケアが欠かせません。
青木
私は毎日、うちの犬の歯を磨いているんですが、歯の内側と噛む部分が上手く磨けなくて・・・。あくびをしている時に犬の歯を見ると、凄く歯垢が付いていてビックリしました。上手く口を開けさせる方法があれば教えて貰いたいです。
濱野
飼い主さんの指をかませて、その隙間から歯ブラシを入れることをお勧めしています。DHCが出しているワンちゃんごきげんデンタルブラシは、小さな隙間からも入れやすいようにヘッドを小さくしているんです。強く噛まない犬であればですが・・・。
佐藤
噛む犬に関してはタオルを折りたたんで少し噛ませるのも良いと思います。ただ、タオルを使う時も無理やり噛ませると危険なので、気をつけて下さいね。その隙間から歯ブラシを入れるのであれば、ヘッドが小さいこの歯ブラシは本当に良いですよね。これはお勧めですよ。
青木
それにこの柔らかさは気持ちいいだろうなと思います。うちの犬にもこの歯ブラシを使ってみたんですけど、マッサージしてあげた時のように、気持ち良さそうに寝ちゃいましいたから。
佐藤
犬用の歯ブラシで毛が硬いと、痛いと感じる犬も多いようですが、この歯ブラシは毛が柔らかくて本当にいいですよ。歯垢を付けないためのケアとしては、これくらい毛が柔らかいもので十分でしょうね。
濱野
それでも歯磨きが出来ない、口を触ると犬が嫌がるという飼い主さんもいらっしゃると思うんです。そういう時に何もしないのではなく、オヤツ感覚でガムを与えて貰えればと思ってデンタルガムも作っています。有効成分がお口の中を綺麗にして口臭を防いでくれますので、是非ケアしてあげて欲しいですね。
快適な毎日をかなえるために
青木
私がサプリメントをよく飲んでいるので、犬用のサプリも気になっていました。DHCさんのは商品名が面白いですよね、「おだやか」とか。これを飲むと本当に穏やかになってくれるんですか?
濱野
リラックス効果が期待できるテアニン、ギャバなどが含まれているので期待できると思いますよ。
佐藤
サプリメントもその犬に合ったものをきちんと取って貰いたいですね。例えば、病院でも関節疾患や皮膚病の犬にはサプリメントを薦めることもあります。飼い主さんからは犬が肥満なのでダイエットに効果のあるものをというリクエストが多いですね。あとは心臓病の犬には薬ではなく、血管拡張効果のある成分のサプリメントでケアしたいという方もいらっしゃいます。
濱野
機能性成分を早い時期から摂ってもらうことで、病気のリスクが軽減できれば良いなと思っています。DHCが犬用に開発したサプリメントには味付けをしてあるので、おやつ代わりに与えている飼い主さんも多いんですよ。
青木
人間にとって良いものが犬にも良いとは限りませんから、犬用をきちんと与えることが大切ですよね。それにおやつ感覚でサプリメントを与えられるのはいいですね。
佐藤
全ての飼い主さんに、愛犬が病気にならないように、しっかり犬の健康を管理してあげて欲しいですね。
青木
犬たちを取り巻く環境やライフスタイルが近年大きく変化する中で、歯周病が増えていると聞いたのですが?
佐藤全体的に増えている感じはありますね。手作り食を与える飼い主さんが増えて、ドライフードを食べなくなったことも歯周病が増えている原因のひとつだと思われます。
ドライフードは硬いので、よく噛むことで唾液もたくさん出て、口の中が浄化されて歯垢が付きにくくなるんです。逆に柔らかいものを食べると噛む回数が減るので。
濱野
DHCが行った調査では、デンタルケアを実施している飼い主さんは26%にすぎず、7割以上の飼い主さんが、まだ何もケアしていないということでした。また、歯周病が犬に引き起こす影響については、2割弱の飼い主さんしか知らないという結果でした。
病院で歯のことを相談される飼い主さんもいらっしゃいますか?
佐藤
僕の病院では予防にも力を入れているので、歯に関する診療は増えましたね。僕が獣医師になったばかりの頃、8年前にはほとんど無かったんですけれど。室内飼いが増えて、犬が身近にいるようになったことで口臭が気になる飼い主さんが増えたのかなと思います。
口臭・歯周病を防ぐには?
青木
私も今の犬を飼い始めた当初は、全く何のケアもしていなかったんですけれど、口臭が気になり始めてから色々とケアを始めました。どうやって予防すればいいんですか?
佐藤
まずはたくさんお水を飲ませることですね。お口の中を綺麗にしてくれますから。
濱野
犬のデンタルケア商品を開発する中で、人と犬の歯の違いも勉強したのですが、犬のエナメル質が人間よりも薄いので、ヒヅメなどのとても硬いものを食べさせると、かえって歯が折れやすいという危険性もあるということなので、正しい情報を知って欲しいですね。
犬の歯のお手入れ商品には、よく噛ませることで唾液を出させて浄化するという効果を狙った硬いものが確かに多いですね。あまり硬いものを噛ませると、歯が折れることがあるんです。犬は自分で歯が折れたことを気にしないので、歯髄という部分からばい菌が入ってしまったというケースもあるので気をつけて欲しいです。
それぞれに目的が違うので、一概に何が良い・悪いとは言えませんが、DHCさんのデンタルケアガムは有効成分がきちんと入っているので、硬さに頼らなくても効果があって良いと思いますね。
青木
小さい頃からヒヅメを噛ませると乳歯の抜けが早くなるとか、歯が丈夫になるので凄く良いと聞いたので、子犬の頃から割と頻繁に与えていたら、うちの犬は両側の犬歯が欠けてしまいました。ケアの重要性に気付いて実行していても、次にはどういう商品を使うのか、気をつけて選ばないといけませんね。
歯周病の実態
濱野
そうやってケアする飼い主さんがいる一方で、3歳を過ぎた犬の8割以上が歯周病になっているというデータもあるんです。
佐藤
確かに3歳を過ぎると、歯肉炎などを起こしている犬が多いですね。それまでケアしていた犬と、していない犬との違いがその年になるとはっきり分かれてきます。歯石は付いてしまうと歯磨きやガムでは落とせませんが、歯垢であれば綺麗に出来ますので毎日のケアは重要ですね。
青木
歯垢は放っておくと歯石になってしまうんですよね。どのくらいの時間で変化するんですか?
佐藤
フードの種類や水を飲む量によって変わってきますが、何もケアしなければ3日間で歯垢になって、そのあと1週間で歯石になってしまうことが多いです。人間に比べて口の中の細菌が多いですし、人間ほど歯磨きを行わないので、付き方のスピードがとても早いんです。それに散歩に行くと、色んなものを口にしてしまったり、他の犬のオシッコ・うんちの臭いをかいだり舐めたりということもありますので・・・。
青木飼い主同士でも、人の顔を犬に舐めさせないようにしている人がいる一方で、フードやしつけの話にはなるけれど、歯のケアまではまだ関心が及んでいない人が多いなと感じます。「この子、口が臭いな」と思う犬は結構いますからね。
濱野
口が臭いというのは歯周病を持っている可能性があるので、飼い主さんには気をつけて貰いたいですね。飼い主さんは、自分の犬は関係ないと思ってしまいがちですから。
佐藤
歯周病が直接的な原因で、下顎が骨折したり、ウミが溜まって涙が止まらないというような犬が、50頭に1頭くらいはいるんです。他にも歯周病菌が血液に乗って心臓にいくと心内膜炎になったり、腎臓にいくと腎炎を起こしたりする間接的な病気を引き起こすケースがごく稀ですがあります。歯周病が直接的に引き起こす病気に関しては、顔のそばで起こりますから飼い主さんも気付きやすいですが、間接的な病状は飼い主さんには気付きにくいので、定期的な検査・健康診断が大切です。
まずは歯垢を付けないこと
佐藤
歯の健康を保つためには、まずは歯垢を付けないこと。そのためには毎日のデンタルケアが欠かせません。
青木
私は毎日、うちの犬の歯を磨いているんですが、歯の内側と噛む部分が上手く磨けなくて・・・。あくびをしている時に犬の歯を見ると、凄く歯垢が付いていてビックリしました。上手く口を開けさせる方法があれば教えて貰いたいです。
濱野飼い主さんの指をかませて、その隙間から歯ブラシを入れることをお勧めしています。DHCが出しているワンちゃんごきげんデンタルブラシは、小さな隙間からも入れやすいようにヘッドを小さくしているんです。強く噛まない犬であればですが・・・。
佐藤
噛む犬に関してはタオルを折りたたんで少し噛ませるのも良いと思います。ただ、タオルを使う時も無理やり噛ませると危険なので、気をつけて下さいね。その隙間から歯ブラシを入れるのであれば、ヘッドが小さいこの歯ブラシは本当に良いですよね。これはお勧めですよ。
青木
それにこの柔らかさは気持ちいいだろうなと思います。うちの犬にもこの歯ブラシを使ってみたんですけど、マッサージしてあげた時のように、気持ち良さそうに寝ちゃいましいたから。
佐藤
犬用の歯ブラシで毛が硬いと、痛いと感じる犬も多いようですが、この歯ブラシは毛が柔らかくて本当にいいですよ。歯垢を付けないためのケアとしては、これくらい毛が柔らかいもので十分でしょうね。
濱野
それでも歯磨きが出来ない、口を触ると犬が嫌がるという飼い主さんもいらっしゃると思うんです。そういう時に何もしないのではなく、オヤツ感覚でガムを与えて貰えればと思ってデンタルガムも作っています。有効成分がお口の中を綺麗にして口臭を防いでくれますので、是非ケアしてあげて欲しいですね。
快適な毎日をかなえるために
私がサプリメントをよく飲んでいるので、犬用のサプリも気になっていました。DHCさんのは商品名が面白いですよね、「おだやか」とか。これを飲むと本当に穏やかになってくれるんですか?
濱野
リラックス効果が期待できるテアニン、ギャバなどが含まれているので期待できると思いますよ。
佐藤
サプリメントもその犬に合ったものをきちんと取って貰いたいですね。例えば、病院でも関節疾患や皮膚病の犬にはサプリメントを薦めることもあります。飼い主さんからは犬が肥満なのでダイエットに効果のあるものをというリクエストが多いですね。あとは心臓病の犬には薬ではなく、血管拡張効果のある成分のサプリメントでケアしたいという方もいらっしゃいます。
濱野
機能性成分を早い時期から摂ってもらうことで、病気のリスクが軽減できれば良いなと思っています。DHCが犬用に開発したサプリメントには味付けをしてあるので、おやつ代わりに与えている飼い主さんも多いんですよ。
人間にとって良いものが犬にも良いとは限りませんから、犬用をきちんと与えることが大切ですよね。それにおやつ感覚でサプリメントを与えられるのはいいですね。
佐藤
全ての飼い主さんに、愛犬が病気にならないように、しっかり犬の健康を管理してあげて欲しいですね。





















